大学生が100日で1からビジネスを始めて5万円稼がなければいけなくなったわ。

人生とはまさに急転直下の連続である。

急に自分の目の前の道が薔薇色に染まることもあれば、砂漠のごとく枯れた荒地と果てることもあるだろう。それも含めて人生の妙味というものだ。私もたった今荒地に放り投げだされたところである。

 

約30分前、その時はきた。Xは私に言い放った。

「3月末までに5万円自力で稼いで来い、さもなくばペナルティだ」

Xは私と近しい存在であるが、ここで事細かに彼について描写するには事足らない。

大事なのは、私が急に彼の提示した命題をこなさなければいけなくなったということだ。

 

その経緯というのはつまらないものだ。単に私が彼に対してちょっとした不義理を働いてしまったのである。ただ彼がその命題を課すには、私の罪はいささか重すぎた。この場で彼に謝罪をしたいと思う。

ただ問題なのは、先にも述べたとおり私が急に彼の謎めいた命題をこなさなければいけなくなったということだ。

 

今現在わかっているのは以下の二つである。

一.3月31日までに5万円を「自力」で稼がなければならない。

一.もしこれを守れなかった場合は罰則がある。

とどのつまり私はなんとしてでも5万円を約100日で稼がなければならなくなったのである。

自力というのはつまりバイト以外ということである。自分の力で稼ぐとかそういうことだ。説明難しいんで察してください。

罰則に関しては私は詳細についてはよくわからない。ただよほど恐ろしい罰則に違いないことは想像に難くない。

 

 私はビジネスを始めようと思う。

 

 

とここまで大袈裟に書いてはみたものの、実際問題5万円を100日で稼ぎ出す難しさというのはいかほどのものなのか。これをみた、いわゆる「自力で稼いできた」諸先輩方の皆様は「いや5万とかwwwwww」などと心中で卑下するのだろうか、はたまた「は?おまえ5万とかナメてんの?」などと高すぎる目標設定に心底あきれているのだろうか。それすらわからない。なにもわからないところからスタートするから怖いのである。本当にやり遂げられるのだろうか。

そんな漠然とした不安を処理しつつ忘備録として文章にして残そうと思い始めたのがこのブログである。とりあえずブログ形式であれば毎日の行動を管理記録できるので挫折しにくいし、なんといってもこのブログ自体が収益化することも夢ではないと浅はかにも考えついた結果である。

 

これから当ブログについて説明させていただこうと思う。

このブログでは主に私の約100日(正確には109日)に渡るビジネス活動を1日毎に更新していく(ビジネスの内容に関しては完全に自由であるが、転売とせどりに関してはあまり推奨されていないものとする。これらに関しては最終手段というか、どうにも立ち行かなくなったときにやむを得なく行うものでなければならないという条件が課せられている)。また活動によって付随する経験や感想、個人的な雑談等も織り交ぜていけたらいいなと思っている。さらに当ブログではコメント欄を誰でも書き込めるような完全開放型にした。これは私の行う稚拙なビジネス活動に対してどんな些細なツッコミも甘んじて受け入れたいという私の個人的なやる気度の表れであると思っていただければ幸いである。

また余談だが私は大学生であり、またバイトでバーテンダーをやっているということもあるので更新時間については基本深夜帯になることを付け加えておく。最も今は朝であるが。(オールしてました)更新は原則毎日とするが、前述のとおり私は大学生であり、大学生というものはいい加減な生き物であり急に飲み会に参加したりノリで友達の家でオールしたりとどうしようもない生き物であり、結果私もどうしようもない人間であるため、その日のうちに更新できない日が発生することがしばしば予見される。そういう日には次の日までに必ず前日分のブログを更新し、さらに当日の分と2記事分の更新を行うことをここに明記する。破った場合はなんか罰受けます。お菓子ぬきとか。

少しでも私の本気度が伺えれば幸いである。また読者の皆様にお願い申し上げたいのであるが、私のブログをたまたま見て、何か少しでも送りたいビジネスに関するアドバイスなどあればどうか積極的に残していただきたい。ビジネスの「び」の字もわからないこんなクソガキにかける言葉など糞という名のオブラートに包みみ投げつけてしかるべきところではあるけれども、そこはどうか負の気持ちを抑えつつ、息子を見守るかのごとく温かい言葉をかけていただければ感謝感激である。何卒よろしくお願い申し上げる。

 

さて、ここまでやたらと小難しい文体を並べてみたはいいもののここまで書いて1897文字とはなんとまあやりがいのない作業であることか。ブロガーと呼ばれる方々は最低でも5000文字程度の文章を毎日更新しなければお話にならないと小耳にはさんだが、一体どんな鬼畜の所業であることか。こんなに内容の薄い私の文章でさえ半分にも到達していないというのか。一体どの程度の薄さにまで希釈すればそこまでの文章が書けるというのだろうか。サガミオリジナルでさえ驚きである。

とまあこんな具合でいかにも素人な感じを醸し出しつついかに著者がビジネスに疎いかおわかりいただけただろうか。これからの熱い活躍をどうか、お見守りくださいませ。